CTB(ウェイトATB)を導入します。
APゲージつき。
基本的にはTPCTBと同じ使い方になります。
APの最大値はバトラーによらず100です。
CC_CTB_AP_ACTION_LIMITの値以上にAPがたまると行動できるようになります。
このスクリプトでは、1ターンにつき一人が行動します。APがCC_CTB_AP_ACTION_LIMIT以上になったバトラーが複数いる場合は、最もAPの多いバトラーが行動します。
敵キャラの行動条件のターン数はその敵キャラの行動した回数によります。
消費APはスキルの速度補正の値になります。そのままだと防御が使用不可能になりますので、調整が必要になります。
CC_CTB_AP_RESETがtrueの時、バトラーが行動し終えるとAPがCC_CTB_AP_ACTION_LIMIT分減算されます。次の行動まで時間がかかるようなスキルを作りたいときは、この項目をfalseにして消費APを設定してください。
CC_CTB_BATTLE_SPEEDには、戦闘速度を設定します。値が小さいほど戦闘速度は上がります。
CC_CTB_BATTLE_SPEED_ADJUSTがtrueの時、戦闘速度が敏捷性によらず一定になります。自動回復の速度も戦闘速度に合わせて調整されます。
CC_CTB_ADJUSTED_SPEEDは、CC_CTB_BATTLE_SPEED_ADJUSTがtrueの時の戦闘速度です。大きいほど速くなります。
CC_REGENERATE_TIMINGを0にすると行動終了時、1にするとAP自然増加時にHPなどの自動回復判定が行われます。1にした場合、敏捷性によっては猛烈にHPやMPが増減するので、設定値に注意してください。
CC_REGENERATE_SPEEDには、自動回復の速度を設定します。値が小さいほど回復速度が上がります。CC_REGENERATE_TIMINGを1にした場合には、この値をお好みの値に変更してください。
CC_CTB_ITEM_AP_COSTは、アイテムを使用したときに消費するAPです。デフォルトではCC_CTB_AP_ACTION_LIMITの値が設定してあります。
ついにCTBのスクリプトの引っ越しを完了しました。
このスクリプトはサークルクロスにおけるスクリプト素材の一つの到達点と言っても過言ではありません。
TPCTBで一つ大きな素材を作成しきった感はありましたが、TPCTBではTPを使った必殺技的なスキルを作成することができなくなってしまいました。
そこで、TPではない新たなゲージを導入することで、CTBとTPによる戦闘を両立することにしました。
結果できあがったのがこのCTBになります。
私の方針の一つとして、基本的にはツクールがもともと持っているデータベースを使用して設定変更をするようにしたいというところがありましたので、スキルの設定のうち速度補正の項目を使用して行動に必要なカウントを設定するようにしました。
実際、CTBにしてしまうと速度補正の項目は全く必要ない項目になってしまうので、都合がよかったのです。
さて、TPで派手な必殺技を搭載しつつCTBも搭載したいという欲張りなあなた、ここにいいCTBありますよ。